前回提案した「加減式」を用いて、人口増減の推移をシミュレートしてみましょう。
従来提唱されてきた「ロジスティック方程式」によるシミュレート結果は、下図の上のような「ロジスティック曲線」になります。
これに対し、加減式を採用した「修正ロジスティック曲線」の一つは、上図の下に示したように、微かに増減を繰り返すグラフになります。
さらに加減式の係数αとβを変えてみると、下図のように山と谷がさらに大きく揺れるグラフとなります。
以上のように、人口容量が満杯となった後の人口の推移は、定常的な「ロジスティック曲線」ではなく、一定の容量の下で増減を繰り返す「修正ロジスティック曲線」となる可能性がかなり高いといえるでしょう。
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