最も可能性の高いと推計される「中位値」では、2053年に1億人を割り、2100年に6000万人まで減っていきます。
一番高く推測された「高位値」では、2061年に1億人を割り、2100年に7400万人にまで減っていきます。
最も低く推測された「低位値」では、2047年に1億人を割り、2100年に4800万人にまで減っていきます。
いずれも減少傾向が続くことには変わりはありませんが、前回2012年の予測値より、かなり上向きとなっています。
上記の3ケースとも、2100年時点で前回より1000万人ほど増加しています。
この理由として、同推計では、①30~40 歳代の出生率実績上昇を受けて、推計の前提となる合計特殊出生率を上昇させた、②平均寿命の伸び率が上昇した、という、2つをあげています。
これまで公表されてきた将来人口推計では、そのほとんどが前回分より下向きの数字となっていました。
今回の推計で前回より上向きとなった背景には、人口減少が始まって約10年、国民の選択が減少社会に適応した方向へと動き出した、という事実があるのかもしれません。
これまで公表されてきた将来人口推計では、そのほとんどが前回分より下向きの数字となっていました。
今回の推計で前回より上向きとなった背景には、人口減少が始まって約10年、国民の選択が減少社会に適応した方向へと動き出した、という事実があるのかもしれません。
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