2024年1月7日日曜日

グローバル・レシプロシティーを構想する!

次の時代を創る工業後波の生産・分配体制として、複合経済体制の構築が期待されます。その中で最も求められるのが、グローバル・レシプロシティー(地球互助組織)の構築です。

前回、提起したところ、「誰が運営するのか?」や「国連以外で運営できるのか?」などのご質問をいただきました。

確かにそうかもしれません。国家を超え、国連の向こう側で、全世界の生活民に向けて、一定額のベーシックインカムを支給する機構など、現在の世界情勢を前提にすると、ほとんど不可能かもしれません。

しかし、ル・ルネサンスには、これまでの社会・経済構造を根本から変える、新たな発想が期待されます。

前回のルネサンスでは、活版印刷の発明により、中世社会の封建制度と、それを支えるローマ教会の思想を超えて、産業革命と国民国家の形成を促進しました。

とすれば、ル・ルネサンスでは、AIの進展により、国民国家制度やそれを支える分散的サイエンスを超えて、「統合的な新科学(Omniscience」という知性を回復させ、新しい世界観(New Cosmology)による地球社会の構築が予想されます。

そうなると、グローバル・レシプロシティーの構想や機構などについても、現在急速に進歩しているAI(人工知能)の応用が期待されるでしょう。

基本的な方向は、次のようなものではないでしょうか。


機構・・・AIによる、価値の収集・自動分配システムの構築自動運営

分配記号・・・暗号通貨などを基準とする、新たな価値記号

システム企画・開発・・・AI研究者等の参加による共同機構

運営方針・・・世界民全員の意見をAIにより集約、運営管理者がシステムに反映

運営管理者・・・国籍を超えた年齢層別代表者数百人がインターネット経由で運営管理に参加


詳しい内容は後述する予定ですが、基本的な方向としてはとりあえず、以上のような展望が予想できます。

こうした構想を具現化していくことで、現代社会のさまざまな矛盾を克服し、新たな人口波動、工業後波が動き始めるのです

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