国立社会保障・人口問題研究所の2017年の予測をベースにすると、2015年に91万人ほどであったゆとりは、下図にしたように広がっていきます。
2030年には中位値で888万人(低位値で1,149万人~高位値で613万人)になります。
2050年には中位値で1,808万人(低位値で2,332万人~高位値で1,246万人)になります。
2080年には中位値で5,370人(低位値で5,516万人~高位値で3,481万人)になります。
2050年には中位値で1,808万人(低位値で2,332万人~高位値で1,246万人)になります。
2080年には中位値で5,370人(低位値で5,516万人~高位値で3,481万人)になります。
経済的な次元でみると、現在のGDP(実質)約500兆円を今後も維持できたとすれば、1人当たりGDPは、2015年の393万円から、次のように上がっていきます。
2030年には中位値で420万円(低位値で429万円~高位値で410万円)になります。
2030年には中位値で420万円(低位値で429万円~高位値で410万円)になります。
2050年には中位値で491万円(低位値で517万円~高位値で465万円)になります。
2080年には中位値で673万円(低位値で771万円~高位値で587万円)になります。
1人当たりの経済水準は、2015年を1とすると、ゼロ成長であっても、次のように上がっていくのです。
2030年には中位値で1.07倍(低位値で1.09倍~高位値で1.04倍)になります。
2050年には中位値で1.25倍(低位値で1.31倍~高位値で1.18倍)になります。
2080年には中位値で673万円(低位値で771万円~高位値で587万円)になります。
1人当たりの経済水準は、2015年を1とすると、ゼロ成長であっても、次のように上がっていくのです。
2030年には中位値で1.07倍(低位値で1.09倍~高位値で1.04倍)になります。
2050年には中位値で1.25倍(低位値で1.31倍~高位値で1.18倍)になります。
2080年には中位値で1.71倍(低位値で1.96倍~高位値で1.49倍)になります。
これをみると、人口減少が進めば進むほど、人口容量にはゆとりが大きくなります。
そうなると、一人当たり生活水準も上昇してきますから、人口抑制装置の作動も抑えられるようになります。
抑制装置の作動が緩めば、日本の人口もまた、生物的な人口増減原理に基づいて、再び増加し始めることになるでしょう。
これをみると、人口減少が進めば進むほど、人口容量にはゆとりが大きくなります。
そうなると、一人当たり生活水準も上昇してきますから、人口抑制装置の作動も抑えられるようになります。
抑制装置の作動が緩めば、日本の人口もまた、生物的な人口増減原理に基づいて、再び増加し始めることになるでしょう。
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